かかりやすい病気 ダックスフンド

ダックスフンドの性格

ダックスフンドは、飼い主にとても従順で陽気で活発に動き回るとても飼いやすい犬種です。

もともとはアナグマや、キツネ、カワウソ狩りで活躍していましたので、穴を掘ったり、獲物や匂いを追いかけたりして地中に潜ったりすることが大好きです。

毛質はロングとスムース、ワイアーの3タイプあり、それぞれで性格に違いがあります。

穴を掘るダックスフンド

ロングコートは温厚で、ミニチュアダックスフンドを代表するような性格です。スムースコートは、活発で気が強い部分があります。遊ぶことが大好きです。ワイアーコートはかなり気が強く頑固です。見知らぬ人には吠えて向かっていくこともあります。

運動不足による肥満に注意

胴長の犬種は、運動不足からくる筋肉の減少によって、背骨を支えることができなくなったり、肥満によって背骨を痛め、椎間板ヘルニアになったりする傾向があります。

適度な運動と食事を心がけてください。

そのほかにかかりやすい病気として、糖尿病、緑内障などがあります。

背骨を痛めるダックスフンド

糖尿病(とうにょうびょう)

すい臓から分泌されるインスリンの働きが悪かったり、不足することにより起こります。肥満やストレス、遺伝的な要因もあります。糖尿病になると、水を飲む量が多くなる、尿の量や回数が多くなる、食欲が増える、いくら食べても体重が減るなどの症状が起こります。合併症として白内障や網膜症なども発症します。

椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)

椎間板は、背骨の骨同士が直接ぶつからない為のクッションの役割をしています。隣り合う2個の背骨の間にある、椎円板の核と呼ばれる部分や、円板そのものが変形して飛び出すことで、せき髄を圧迫する病気です。症状は姿勢や歩き方がおかしかったりします。重症になると、自力で立ち上がれなくなり、四肢が完全に麻痺して半身不随や、さらには排便・排尿の困難なども起こります。

緑内障(りょくないしょう)

眼球内の圧力が高くなると、それにより視神経が圧迫され、視野が狭まる病気です。症状として、瞳孔が開いたままの状態になったり、眼圧の上昇とともに眼球が飛び出したようになります。進行により、視力の低下や失明に至ることもあるので、早めに病院を受診しましょう。

ペット保険の解説をする犬のイラスト

わん太先生のここがポイント!

  • 胴長の犬種は、運動不足から筋肉が減少しやすい
  • 肥満によって背骨を痛め、椎間板ヘルニアになる
  • 糖尿病、緑内障などにも注意が必要
  • 適度な運動と食事を心がける

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