食道、胃腸の病気
猫の食道、胃腸の病気について紹介しています。
獣医師に飼い猫の症状を説明するときの参考にしてください。
急性胃腸炎
胃腸の粘膜に炎症が起こった状態です。
症状としておう吐や下痢、腹痛がおこります。脱水症状を伴うことも多いです。脱水症状が起こると、猫の体は急速に衰弱し、命に関わることもあります。
急性胃炎は、腐った食べ物や冷たい物の摂取、ネコ伝染性腸炎ウィルスが原因となることもあります。
点滴や注射で栄養分の補給と、下痢止め、吐き気止めなどの薬を投与します。
慢性胃腸炎
胃腸炎が慢性化している状態です。
症状として軽い下痢が何日も続くようになります。おう吐を1日に数回の頻度でするようになりますが、吐かない猫もいます。少しづつ体が衰弱し、やせていきます
原因は、急性胃腸炎です。急性胃腸炎をしっかりと治さないと慢性化します。ストレスや、寄生虫がいる場合も慢性化します。
薬で下痢や嘔吐をおさえながら寄生虫の駆除など、原因となっている病気の治療を行いましょう。
わん太先生のここがポイント!
- 胃腸炎は、胃腸の粘膜に炎症が起こった状態
- 食べ物や寄生虫が原因で炎症が起こっている
- 薬で下痢や嘔吐をおさえながら原因を取り除きましょう
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