全額負担の為、高額になるケースも
ペット保険は人と違って公的な健康保険の制度がありません。そのため 診療費が100%自己負担となり、費用が高額になるケースもあります。
歯石除去でも、初診料に麻酔、診療費で2~3万円※椎間板ヘルニアの検査代・入院代・治療費・手術で約25万円※と思った以上に高額な費用がかかってしまいます。
診療費例ケース1:骨折
足をドアに挟んで骨折させてしまったり、後ろにいることに気づかずに足を踏んでしまったり、椅子から飛び降りたりと、意外と家庭内でよくある事故の一つが骨折です。
実際にペットが骨折したらいくらかかるのかを見てみましょう。
診療項目 | 金額※ |
---|---|
診察料 | 1,000 円 |
血液検査 | 2,000 円 |
静脈点滴 | 9,000 円 (3,000 円 × 3日) |
エックス線検査 | 5,000 円 |
手術費 | 50,000 円 |
麻酔費 | 10,000 円 |
入院費 | 24,000 円 (4,000 円 × 6日) |
皮下注射 | 1,500 円 |
内服料 | 1,500 円 |
合計:104,000 円 |
- ※ 金額はあくまでも一例であり、医療費水準を案内するものではありません。
- ※ 各診療項目別ごとの価格は動物病院によって異なりますので、ご了承ください。
また、参考までに1年間に犬の医療費がどれくらいかかるのかを東京都福祉保健局が平成23年度に調査を行ったところ、実に55.3%の割合で年間3万円以上医療費がかかっています。
犬の1年間当たりの医療費のグラフ
出典:東京都福祉保健局 「東京都における犬及び猫の飼育実態調査の概要(平成23年度)」
わん太先生のここがポイント!
- ペット保険は人と違って公的な健康保険の制度がない
- ペット保険に入っていないと、診療費が100%自己負担となり、費用が高額になるケースもある
- 半数以上が、年間3万円以上医療費がかかっている
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