かかりやすい病気 フレンチブルドック

フレンチブルドックの性格

フレンチブルドックは、物静かで繊細で、深い愛情を示す犬種です。

陽気で活発で遊ぶことが大好きです。吠えることもほとんどなく飼育しやすい犬種といえるでしょう。

賢さもずば抜けていて、飼い主の会話は大部分理解でき、話しかけると言葉の意味を一生懸命理解しようとします。

フレンチブルドック

肥満は、関節の病気を引き起こす原因

フレンチブルドックは、暑さ寒さには弱いので、運動は、夏は涼しく冬は暖かい時間帯を見計らって行ってください。遊ぶことが大好きで甘えん坊なので、玩具を利用し、一緒に遊んであげると喜びます。

フレンチブルドックが、かかりやすい病気に、股関節が外れてしまう股関節脱臼があります。

倒れているフレンチブルドック

足を痛めて地面に着けなくなったり、足を引きずり歩くなどの症状が見られたら要注意です。すぐに動物病院で診てもらいましょう。

フローリングなど、足元が滑る環境での生活を続けていると、股関節の負担が大きくなるため、足腰にあまり負担をかけないようにするなど環境の改善が必要です。

その他にも、フレンチブルドッグは太りやすい体質ですので、肥満や運動不足が原因で、必要な筋肉が不足し、足腰への負担が大きくなり、関節の病気が起きやすくなります。

食事のコントロールと適度な運動を心がけましょう。

股関節脱臼(こかんせつだっきゅう)

股関節の骨盤と大腿骨をつないでいる靭帯が切れて、大腿骨が股関節からずれてしまった状態。遺伝や骨や関節に強い衝撃を受けることで脱臼する。

高所からのジャンプや、足元が滑らないように環境を整備することが大切。肥満や運動不足も原因となるので注意が必要です。

眼瞼外反症(がんけんがいはんしょう)

まぶたが外側にめくれ上がった状態。角膜や結膜が露出してしまうために炎症や潰瘍などを引き起こしやすくなります。まぶたのまわりを洗浄し、軟膏や人工涙液を投与するなどの治療が行われますが、重度の場合は手術をすることもあります。

外耳炎(がいじえん)

外耳道(耳の入り口から鼓膜までの穴)で、細菌や真菌などが原因で引き起こされる病気です。外耳炎を発症すると炎症を起こし、臭いのあるベトッとした耳垢がたまります。また、かゆみや痛みをともなうため、しきりに足で耳を引っ掻いたり、頭を振ったりします。

炎症がひどくなると治りにくく、慢性化する場合もありますので、早めに動物病院で診てもらいましょう。

ペット保険の解説をする犬のイラスト

わん太先生のここがポイント!

  • フレンチブルドックは、暑さ寒さに弱い
  • 股関節が外れてしまう股関節脱臼に注意
  • フローリングは、股関節の負担が大きくなる
  • 肥満や運動不足が関節の病気の原因に

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