食道、胃腸の病気
犬の食道、胃腸の病気について紹介しています。
獣医師に飼い犬の症状を説明するときの参考にしてください。
胃炎
胃の粘膜に炎症が起こった状態です。急性胃炎と慢性胃炎の2種類があります。急性胃炎が多く見られます。
症状としておう吐や下痢、腹痛がおこります。脱水症状を伴うことも多いです。
急性胃炎は、犬の毒になる食べ物の摂取、食べ過ぎや汚れた水などをのんだり、感染症や中毒をおこしたときに起こります。
急性胃炎の場合、体力があれば12時間の絶水と24時間の絶食を行い胃を休ませましょう。絶食は必ず獣医師の指示を守って行ってください。
異物を誤飲した場合は、何を飲んだかを見極めて、吐かせたり下剤を使ったり、場合によっては外科手術で摘出したりします。
慢性胃炎の場合は原因に合わせて治療します。
腸炎
食べ物や寄生虫が原因で、腸に炎症が起こっている状態です。
症状としておう吐や下痢があります。その他にも食欲がなくなったり、口臭がきつくなったりの症状が見られます。
原因は、食物アレルギーや寄生虫によるものが多いです。まれに、腫瘍などの重大な病気が隠れていることもあります。
治療は原因となっているものを取り除きます。アレルギーが原因であれば、食事からその物質を取り除き、寄生虫がいる場合は駆虫剤を飲ませます。
わん太先生のここがポイント!
- 胃炎は、胃の粘膜に炎症が起こった状態
- 腸炎は、食べ物や寄生虫が原因で、腸に炎症が起こっている状態
- 腸炎は、まれに腫瘍などの重大な病気が隠れていることも
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