モルモットがなつく4大方法!飼育・しつけのコツ

モルモット

モルモットの見た目は小さく可愛い姿をしているので、名前を呼んだら寄ってきてくれるなどなついてきてほしいですね。

今回の記事では、モルモットがなつく方法やなついている時の行動、なつくまでの期間と飼い主の心構えなどを紹介していきます。






モルモットがなつく4大方法!飼育・しつけのコツ

比較的なつきやすいモルモットの特徴

モルモットは警戒心が強いため、なつきにくい性格といわれています。

1. 若い個体

若い個体の理由は、小さい頃から飼育することでモルモットは飼い主のことを信頼してなつくことにつながることがあります。

2. 人間との触れ合いを嫌がらない

モルモットの性格は、個体差などによって様々です。人間に触れられることで、嫌がる素振りがあれば飼い主など人間になつくのは難しいかもしれません。

モルモットがなついている場合の3つの行動

1. 名前を呼ぶと歩み寄ってくる

2. 抱っこしても嫌がらない

3. 飼い主についてまわる

モルモットのなつき方のオス・メスの違い

オスは、性格が活発でやんちゃな性格が多いといわれるため、メスより人間になつきやすいといわれます。

ただし、モルモットは個体差により性格は違うので性別ではっきりとなつきやすいといったことはないようです。

子どものモルモットがなつく4つの方法

1. 1~2日は、触ったりせずに見ているだけにする

モルモットを迎えたばかりの頃は、警戒してじっとしています。環境に慣れるまでは、エサ・水をあげてそっとしておいてあげましょう。

2. 名前を付けて呼んであげる

3日程度経つと、環境の変化に少し慣れて巣箱から出てきているといった行動が見られるかもしれません。

名前を呼びながら野菜を手渡しで与えることを繰り返すことで、だんだん飼い主の近くで食べるようになるかもしれません。

3. 手からエサをあげて撫でる

4~5日たち、手からエサを食べるようになってきていれば、優しくそっと頭から首にかけて毛並みにそって撫でてあげましょう。

モルモットも最初はビクビクするかもしれませんが、慣れることでモルモットも飼い主を信頼してくれるようになるかもしれません。

ただし、モルモットはお尻を触られるのを嫌がるので撫でる時はお尻を触らないようにしましょう。

4. 抱っこする

1週間程度たち、撫でても嫌がる素振りをみせなくなってきたら少しの時間膝の上で野菜を食べさせて、飼い主は安全で食べ物をくれると認識させてあげましょう。

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大人のモルモットがなつく方法

大人のモルモットを迎え入れる時のなつく方法は、子どものモルモットのなつく方法とあまり変わりません。

長い期間かけてモルモットが全く馴れないのは、飼い主の接し方が影響している可能性があります。飼い主は、モルモットから信頼してもらえるように嫌だと思うことをしないようにしましょう。

信頼関係を築くことが、なついてもらうことへの第一歩です。

モルモットに触れる・抱っこする3つのポイント

1. 下から手で包み込む

上からくるものには、捕食されないようにモルモットはとても警戒します。警戒されないように、下からゆっくりそっと包み込むように抱っこしてあげましょう。

優しく名前を呼ぶなど、声掛けを行なうことでも落ち着きます。

2. 落ちないようにする

抱っこでモルモットを落としてしまうと、伸びている歯が折れてしまう、落下で口を切る可能性があるので、抱き上げた人のお腹とモルモットのお尻をくっつけて抱き上げるようにしましょう。

おそるおそる抱き上げるとモルモットも不安になってしまいます。抱き上げる時はしっかり支えてあげましょう。

3. タオルに乗せて

モルモットはタオルに乗せて抱き上げることで安心します。抱っこされるのを嫌がる個体もいるので、無理に抱っこしないようにしましょう。

モルモットがなつく2つの食事のポイント

1. 餌の与えかた

新鮮な牧草は常に食べられるようにしましょう。

牧草は、何度も噛んで食べるものなのでモルモットのストレス解消になるだけでなく健康を維持するためにも効果があります。

2. おやつの与えかた

おやつには野草や果物があり、与えるタイミングはモルモットとのコミュニケーションやストレス解消のために少量与えるようにしましょう。

おやつは、野草であれば多少多くても問題無いですが、果物であれば糖分が多いので虫歯の原因などになります。

また、おやつの与え過ぎは主食である牧草などを満腹感から食べなくなり、栄養のバランスが崩れてしまうので与え過ぎには注意しましょう。

モルモットがなつくまでの期間と飼い主の心構え

なつくまでの期間は、個体による性格や個性なども関係しますが飼い主のモルモットへの接し方の影響も大きいです。

飼い主はモルモットが信頼してなついてもらえるように、気持ちを読み取りモルモットが嫌がることはしないようにしましょう。

また、飼育している環境や接し方でモルモットのストレスになっているものを排除し信頼を得られるようにしましょう。






今回のまとめ

比較的なつきやすいモルモットは、若い個体、人間との触れ合いを嫌がらないなどの特徴をもったモルモットがなつきやすいと考えられます。

モルモットがなついている場合の行動は、名前を呼ぶと寄ってくる、抱っこしても嫌がらない、飼い主についてまわるなどがあります。

モルモットのなつき方のオス・メスの違いは、オスのほうが活発な性格が多いことからなつきやすいといわれています。

子どものモルモットがなつく方法は、1~2日は触らず見ているだけにする、名前を付けて呼んであげる、手から餌をあげて撫でてあげる、抱っこするなどがあります。

大人のモルモットのなつく方法は、子どものモルモットと方法は同じですが長い期間いてもなつかなければ飼い主の接し方の影響が考えられます。

モルモットの嫌がることをせずに信頼してもらえるように接しましょう。

モルモットに触れる・抱っこするポイントは、下から手で包み込む、落ちないようにする、タオルに乗せてなどがあります。

モルモットがなつく食事のポイントは、餌の与え方、おやつの与え方などがあります。

モルモットがなつくまでの期間と飼い主の心構えは、期間は飼い主の接し方が影響して長引いいている可能性があります。

モルモットから信頼してなついてもらえるように、気持ちを汲み取って嫌がることをせず、飼育環境・接し方でストレスになるものは排除するようにしましょう。