【犬種】ビーグルとは?性格の特徴と飼い方やしつけのコツ

ビーグルのカバー
アメリカの漫画に出てくるスヌーピーはご存じですか?そのスヌーピーのモデルとして有名なのがビーグルです。ビーグルは丈夫で性格的にもとても飼いやすい犬種ですが、しつけにはコツがあります。
今回は、そんなビーグルの性格やしつけのコツを掴みましょう。



ビーグルとは?性格の特徴と飼い方やしつけのコツ

ビーグルとは

1.ビーグルの紹介

庭にいるビーグル ビーグルは、優れた臭覚で獲物の匂いを追跡することが得意な「セントハウンド(臭覚ハウンド)」の中で一番小型の犬種です。古来からウサギ狩りのための犬として用いられてきました。もともとが猟犬なので体格は全体的に角張っており、引き締まった筋肉を持っています。
ビーグルの鼻筋はまっすぐで鼻孔が大きな黒い鼻、耳は長く垂れており、目が大きいという特徴もあります。
血統書を発行しているジャパンケネルクラブの分類によると、グループ6に属する小型犬です。

※分類に関して詳しくは「犬の分類(グループ)とは?」をご覧ください。

2.ビーグルの原産地

ビーグルの原産地は「イギリス」です。犬種の系統としては非常に古い歴史を持っており、紀元前にギリシアでウサギ狩りに用いられていた「ハウンド」の後裔だと考えられています。

3.名前のルーツ

「ビーグル」という名前のルーツについては次のような逸話が残されています。
16世紀イギリスのエリザベス一世女王時代、大小2種類のハウンド犬種がいました。その内の小さい方のハウンドをフランス語の「小さい」という意味の「ビーグル」と呼んだことから、犬の名前がビーグルになったというものです。
また英語では「Beagle」と表記します。

4.成犬の平均体高・平均体重

一般社団法人ジャパンケネルクラブでは、ビーグルの平均体高は33~40cmが望ましいとされています。※体高とは犬の肩までの高さです。

  • 平均体高:33〜40cm
  • 平均体重:9〜11kg
ビーグルと人の比較

150cmの女性との比較

5.日本で飼育されている数

日本で飼育されているビーグルの飼育数ですが、血統書を発行しているジャパンケネルクラブの2017年の犬種別犬籍登録頭数を調べてみると2,796頭です。

2017年犬種別登録頭数(ジャパンケネルクラブ)犬全体の登録数が292,906頭ですから、全ての犬種に占めるビーグルの割合は約1%弱で、犬種別のランキングでは20位にあたります。
https://petraku.net/dog/ranking-dog-ninki.html

6.飼いやすさの目安

書籍「人気の犬種図鑑」を元にビーグルの飼いやすさの目安を紹介します。

社会性・協調性がある ★★★★★5
健康管理がしやすい ★★★★★5
初心者向き ★★★★★5
噛み癖がつきにくい ★★★★☆4
訓練されるのが好き ★★★☆☆3
物覚えがいい ★★☆☆☆2
飼いやすさの目安:24/30
参考:人気の犬種図鑑

ビーグルの毛色の3つのタイプ

ビーグルの被毛は光沢のある短毛で、ダブルコートです。
毛色はブラックホワイトブラウン3色、またはホワイトブラウン2色であるのが一般的です。

1.トライカラー

鉢の上のビーグルトライカラーのビーグルは、ブラックホワイトブラウン3色の毛色が特徴の種類です。ビーグルの中でも代表的な種類で、一般的にビーグルとして思い浮かべる姿はこのトライカラーでしょう。
トライカラーは「ハウンドカラー」と呼ばれることもあります。。

2.レッド&ホワイト

レッド&ホワイトカラーのビーグルは、ホワイトブラウン2色の毛色が特徴の種類です。ブラウンの部分は橙色の場合もあります。ブラウンの濃さによって、印象が違って見えます。

3.レモンカラー

ビーグルの子犬レモンカラーのビーグルはは、レッド&ホワイトのブラウンの部分が更に明るい色になっている種類です。
飼育頭数は多くありませんが、徐々に人気が高まってきています。

ペットショップでの購入価格

ビーグルのペットショップでの購入価格はだいたい10~20万円で、価格は、容姿・血統・毛色などによって変わってきます。
人気のレモン&ホワイトカラーになると20万円を超える場合も珍しくありません。

  • 混合ワクチン……16,000円
  • 狂犬病予防接種… 3,500円
  • 健康診断………… 3,000円
  • 畜犬登録………… 3,000円
  • 飼育グッズ………30,000円
初期費用は155,000〜255,000円

ビーグルの性格の5大特徴

1.社交的

ビーグルは集団で狩りを行ってきた歴史もあり、他の犬や動物と協調できる社交的な性格を持っています。そのため、子供が居る家庭での飼育や、他の犬との多頭飼いにも向いています

2.寂しがり屋

ビーグルは社交的な反面で寂しがり屋な一面があります。飼い主とは密接にコミュニケーションを取りたがり、放っておかれると拗ねてしまうこともあるため、長時間の留守番には向きません。

3.やんちゃ

芝生を走るビーグルビーグルはやんちゃな性格です。もともと狩猟犬ですから、活動能力が高く好奇心も旺盛です。また、独立心が強いところもあるため、気が散ってしまうと言うことを聞かないことがあるのが欠点です。

4.くいしんぼう

ビーグルは食欲旺盛でとても食いしん坊です。食べ物に対しては非常に執着するので、欲しがるままに食べさせないように気をつけてください。

5.臭いを嗅ぐのが大好き

ビーグルは「臭覚ハウンド」に属していることもあり、臭いを嗅ぐのが大好きです。散歩中に臭いを嗅いでる時はあまり止めさせないようにしてください。ストレスをためてしまいます。

オスとメスの性格の違い

1.オスの特徴

頭を撫でられるビーグルの子犬
一般的にビーグルはオスのほうが甘えん坊です。またオスはオシッコを部屋の中に引っかけて縄張りを主張する場合があります。
そのため、トイレのしつけをしっかりと行うようことが必要です。

2.メスの特徴

一般的にビーグルのメスはおとなしいといわれています。また生理のタイミングで神経質になってしまうことがあり、時期の接し方には注意が必要です。

ビーグルを飼うのに向いている人

1.食事の管理ができる

ビーグルはとても食欲旺盛で、餌を与えるといつまでも食べ続けます。そのため、飼い主がしっかりと餌の量と内容を管理しないと、肥満になってしまいます。肥満はヘルニア糖尿病と言った病気の原因となりますので、きちんと食事の管理ができる人が向いているといえるでしょう。
できれば、フードは低カロリーで高タンパクな食事を手作りするか、市販のものでなく人間でも食べれる高品質なドッグフードを与えてあげてください。

2.根気良くしつけができる

寝そべったビーグルビーグルはやんちゃで社交的な性格をしていますがその分、注意が散漫になってしまう傾向があります。しつけの時には、根気良く教えてやる必要があるでしょう。
エサを使って手なずける方法もありますが、あまり頻繁に行うと逆に飼い主を見下すようになってしまいます。時間をかけてじっくりとしつけを行うしか方法はありませんので、根気良くしつけがができる人が向いていると言えます。

3.鳴き声が気にならない

ビーグルは普段は大人しいのですが、もともと猟犬だったこともあり、鳴き声は大きくよく通ります。さらに長時間にわたって鳴き続ける力も持っています。そのため、特にしっかりとしつけができていない段階などは、近隣にある対しても鳴き声が気になってしまうかもしれません。
できればビーグルが鳴き続けても大丈夫な防音が聞いた環境や、近所への理解がある方が向いていると言えます。

しつけの3つのポイント

1.大げさに褒める

ビーグルは、寂しがり屋で甘えん坊な性格を持っています。そのため、しつけの時には、上手にできたら大げさなくらいに褒めてやりましょう。
しっかりと名前を呼んで撫ででやることでとても喜ぶため、しつけ自体にも良い影響があります。

2.留守番を覚えさせる

ビーグルは寂しがり屋のため、一匹で留守番をさせると不安になってイタズラをしてしまうことがあります。
普段から飼い主と別に過ごす環境にも慣れさせるようにしておきましょう。
例えば、寝るときには別々の部屋で寝るようにするなどです。
そうすることで、一匹で過ごすことにも慣れて、留守番の時の不安を和らげることができます。

3.無駄吠えを抑える

ビーグルはもともと猟犬だったため、よく通る声で鳴き続けるという特性があります。ですから、しつけによって無駄吠えを止めることを覚えさせる必要があります。
無駄吠えをしたときには、口を抑え、しっかりと目を見て低い声で叱ることが必要です。時間が掛かるかもしれませんが、しっかりとして覚えさせましょう。
また最近では、無駄吠え防止の首輪など便利なグッズもあるので、そういったアイテムをうまく使うと良いでしょう。

飼い方に関するに3つの注意点

1.食事

ビーグルは性格の特徴でも紹介したように、食に対する執着がとても強くとても食いしん坊です。そのため、ビーグルが求めるままにフードを与えると、食べてすぐに肥満になってしまいます。可愛いからと餌を与えすぎないようにしましょう。
また、人間が食事をしているのを見るとビーグルもご飯が食べたくなります。食事をする際は別々の部屋で行い、ビーグルに見えないようにしてください。

2. 運動

ビーグルは多くの運動量を必要する犬種です。飼う場合は散歩を毎日朝晩30分以上は行いましょう。運動不足になると、ストレスをためて吠え癖がでてきますのでしっかり運動させてください。
週に一回は一緒にアウトドア・アクティビティに出かけるというのもオススメです。

3. 被毛のケア

ビーグルの被毛は短毛ですがダブルコートなので抜け毛がとても多いです。室内でほぼ毎日ブラッシングを必要とし、定期的なトリミングを行って下さい。
耳のケアなどもしっかり行い、清潔に保ってあげることが大切です。

ビーグルの平均寿命

林に佇むビーグルビーグルの平均寿命は、12〜15年です。中には18年くらい生きる場合もあります。
しかし、あくまでも平均寿命ですので、健康管理をしっかりと行って愛情深く接していけばもっと長く生きることも可能でしょう。
参考までに中型犬の平均寿命ですが、だいたい13歳くらいです。

人間との年齢比較表

ビーグル 人間
新生児期 1ヶ月 1歳
社会化期 3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
成長期 9ヶ月 13歳
1歳 15歳
成犬期 2歳 23歳
4歳 33歳
6歳 43歳
8歳 53歳
9歳 58歳
シニア期 10歳 63歳
12歳 73歳
14歳 83歳
16歳 93歳
18歳 103歳

ビーグルの年齢計算式

ビーグルは、2歳の時点で人間に換算すると23歳になり、3年目以降は1年に5歳分の歳を取ります。
計算式では下記の形になります。

年齢 = 23+(犬の年齢-2年)×5

ビーグルを飼う魅力や心構えとは

1.愛らしい姿

アクビをするビーグルビーグルの姿は、漫画のキャラクターのモデルになるほど愛らしいものです。
またブラックをアクセントとしてホワイト・ブラウン毛色から構成される毛色も愛嬌があり、一層魅力を際立たせます。
健康で性格も良いため、飼い主の大切なパートナーとなってくれます。

2.しつけは気長に寄り添うように

ビーグルのしつけには時間が掛かります。
だからといって、ビーグルは物覚えが悪いわけではなく、やんちゃで社交的な性格のために注意が散漫になってしまうためです。
ビーグルをしつけする際には、時間を掛けて気長に行う必要があることを理解しておきましょう。
飼い主がビーグルに寄り添うようにして、愛情をそそぎつつしつけを行うことで、しっかりとしたコミュニケーションを取ることが可能になります。



今回のまとめ

椅子に座ったビーグル 優れた嗅覚を持つビーグルは、鼻筋の通ったたれ耳が愛らしいスヌーピーのモデルとなった犬種です。
ビーグルには、トライカラー、レッド&ホワイト、レモンカラーの3色があります。
性格は、社交的で多頭買いにも向いており、好奇心旺盛でやんちゃな面もある一方、注意散漫になりがちで寂しがり屋な性格なのでお留守番が長いとすねてしまう可能性があります。
一般的にオスの方が甘えん坊で、メスの方がおとなしいです。オスの場合、トイレのしつけをしっかりおこないましょう。
ビーグルは、食欲旺盛のため食事管理ができる必要があり、注意散漫になりがちですのでじっくりしつけができる方が向いています。また、猟犬のため声が通りやすく長時間ほえることがあるので鳴き声が気にならない方が向いています。
寂しがり屋で甘えん坊のビーグルをしつける際は、しっかり誉めることが大切です。お留守番が長いとイタズラしてしまうことがあるので、しっかりお留守番を憶えさせましょう。
とても甘えん坊で愛らしいビーグルですが、しつけにはしっかり時間をかけましょう。

ビーグルの基本データ

英語表記 Beagle
愛称 ビーグル
原産国 イギリス
サイズ 小型犬
体高 33〜40cm
体重 9〜11kg
毛色 トライカラー、
レッド&ホワイト、
レモンカラー
寿命 12〜15歳
価格 10〜20万円

参考文献

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